当法人は、長期にわたって循環利用ができる200年住宅の普及・拡大を目指して、伝統資財・古民家等の再生リサイクルに関する事業を行い、 伝統的木造建築の民家・町並みの保存並びに産業廃棄物の削減等による、循環型社会の実現に寄与することを目的とするとともに、その目的を達成するため、様々な事業を行っております。 古民家再生協会は、全国各地域に残る日本の住文化である「古民家」を未来の子どもたちへ継承するために活動を行う、各地の一般社団法人古民家再生協会で構成される全国組織です。古民家は長期にわたって循環利用が可能な住居であり持続可能な社会実現に必要な先人の知恵が詰まっています。 当団体では、古民家が再利用可能かどうか、会員である古民家鑑定士が建物の品質を調査するインスペクション業務を実施し、古民家を残していけるよう提案を行うなど取り組んでいます。また、古民家のデメリットである「地震への安全性」「寒い・暗いを解消」「維持管理の方法やメンテナンススケジュールの明確化」 などを多くの人に享受いただくため、再築基準検討委員会にて古民家の再築(改修方法)ガイドラインを作成しています。建築士資格者に伝統再築士資格を取得いただくことで、再築ガイドラインにそった再築工事を実施いただき、お客様に安全で安心できる長期耐用住宅を提供致します。
下記のような活動を行っています。
2018年3月8日~10日まで、都内にて第8回全国会員大会が行われました。勉強会、平成の大工棟梁認定式、交流会等が行われ、塩崎元文部科学大臣、太田元国土交通大臣、上野財務相副大臣をはじめ、自民党・公明党古民家再生議員連盟からも多数の議員さんが駆け付け、
勉強会や会議等では国土交通省・住環境整備室長 澁谷浩一氏、観光庁・観光戦略課長 秋田未樹氏等が参加しました。
また、基調講演では、株式会社ジェイティービー代表取締役会長 田川 博己氏ならびにJTIC SWISS 代表 山田 桂一郎氏が、
国際的な面も視野に入れたツーリズムについてや、インバウンドをまちづくりに活かすための活動などの公演を行いました。
この度の表彰式では、当社宮大工の石井崇嗣が第二回平成の大工棟梁検定にて、優秀賞を拝領致しました事をここにご報告致します。