新築以上の手間をかけた本格リフォーム、耐震改修工事。代々続く大切な家の柱などを再利用しつつ、新しい木材をくみあわせ、最初から建て直すという前代未聞の大リフォームです。
古きを大切にし、改良を重ねてゆく、日本古来より続く本来の家造り。現代の耐震基準にあわせ、最新の技術を全て投入、新築以上の仕上がりにこだわった「本来の大五郎建設が長きに渡り行ってきた大工仕事」をさせて頂きました。
本来、日本の建築は木の痩せや変形も考えて木を組み、なるべく金物を使用しません。躯体が長持ちするように作られている為、外壁や屋根等を改修・交換しながら百年以上使う事を前提に造られています。(※社寺、役所、屋敷等。庶民の家屋は基本的に建て直し前提で安価に造られていた。)こちらのお宅(屋敷)は一度丁寧に解体し、使える古材を選別、新しい木材と共に躯体に使用し、耐震基準にあわせて建て直しました。こうして代謝を繰り返し、永く使うのが本来の伝統的な木造建築です。築数百年の建築物はこういった様々な方法で現在まで残っているものが多いです。