大五郎建設古民家活用プロジェクト始動
スクラップ&ビルドから
戦後の高度経済成長時代、住居もスクラップ&ビルドという考えのもとに建てては壊すという時代でした。 しかし、江戸時代に遡ると柱や梁などの構造材は再利用するのが当たり前な持続可能な社会だったのです。
古民家(古材)は長期にわたって循環利用ができる住宅の普及・拡大を目指し、伝統資財・古民家の古材等の再生リサイクルに関する事業を行っています。
伝統的木造建築の民家, 町並みの保存及び古材の再利用により産業廃棄物の削減等による循環型社会の実現を目的としています。
循環型社会の実現を
こうした古材の活用は、次の世代を担う未来の子供達にむけて、より良い地球環境を残していく為にも建設業界に携わる者としての責務だと思い、古民家の悪いイメージである(寒い・暗い)(地震への安全性)を、お客様が安全で安心できる「古材を用いた高性能断震住宅」、 古材×新建材を掛け合わせ、個性的かつ高性能な(高気密・高断熱・断震)の住宅を事業再構築補助金を受ける事により開発することができました。先人の知恵を学び活かし、日本の文化や技術を後世へ残し、高気密・高断熱の快適性や耐震性を兼ね備えた「古材を用いた高性能断震住宅」プロジェクトの概要です。
古民家活用プロジェクトとは
古材を用いた高性能戸建て住宅
自然乾燥材(古材)は年月の経過により施工後も木材が乾燥する為、長寿命の住宅を建てる事が可能に。これらを使い、外断熱・二重通気工法・断震システムを組み込んだ高性能住宅を目指します。
古民家移築事業
築50年経過した建物「古民家」は日本全国に沢山あり、長寿命設計の凄さを実感する事ができます。循環型解体や引き家により丁寧に使える木材を剪定し、さらなる高寿命化を目指します。
古民家リフォーム・リノベーション
古民家のリフォーム・リノベーションは知識のある大工が手を入れないと快適性(暑い・寒い)が損なわれ、結果として美しい見た目だけの住みにくい住宅に。ぜひ専門性の高い職人にご相談下さい。
解体・古材採取
一般建築で主に使用されている「人工乾燥材(強制乾燥材)」は強度に問題が生じるため短命の住宅となってしまいますが、自然乾燥材(古材)は長寿命の住宅を建てる事が可能です。
古民家総合調査
古民家総合調査とは伝統耐震診断・古民家鑑定・床下調査の事を指します。古民家のコンディションを正しく把握し、現状を数値化、何をすべきかを明確にする事ができます。
VRツアー
Panolib (360°カメラを使ったツアー)
古民家紹介
千葉県南房総市千倉町にある古民家
- 築年数/120年以上
- 建物構造/伝統工法
- 基礎構造/石場建て基礎
- 仕上げ/藁葺き屋根(トタン板補強)・漆喰壁・土壁・外部木部 間取り/和室6帖・和室8帖・居間16帖・キッチン10帖・水洗トイレ・浴室2帖・縁側付・庭付
コメント 床・屋根の修理が必要です。410号線沿い、JR外房線千歳駅徒歩3分の好立地、海まで歩いて5分!詳しくはお問い合わせ下さい。
南房総古材展示場
新事務所完成、古材展示ルーム紹介
事業再構築補助金を受け、お客様が手に取って実感できるよう古材展示ルームをオープンしました。高気密・高断熱の快適性や耐震性を兼ね備えた「古材を用いた高性能断震住宅」のご案内や古材のご説明、古民家に関するご相談ができるスペースです。ぜひ専門性の高い職人にご相談下さい。
コメント ご利用には事前のご予約が必要です。
info@daigoro-kensetu.com
0470-44-1658
大五郎建設
軸組・貫・柔構造。今尚、伝統的な宮大工の技術を今に伝えます。
当社は元禄五年(1692年)に創業し、
今尚、伝統的な宮大工の技術を今に伝える会社です。現在の棟梁であり当社代表取締役の石井正明ですでに九代目(判明している分)といわれており、様々な時代と共に歩み、その技術とノウハウを熟成させてきました。
宮大工による釘をほとんど使わない、木組みによる建築を住宅に組み込んだのが当社自慢の技術です。私達のご提案する呼吸する天然素材の家はきれいな空間を生みだし、天然木のぬくもりや香りはやすらぎと生命感を与えてくれます。
私達は伝統技術と最新技術を組み合わせ、省エネ・断震・長寿命・快適・便利・エコロジーを総合し、皆様が安心して過ごせる家造りを創造してまいります。
お客様と二人三脚でより良い質の高い建築物を造り上げ、感動や喜びを共有してゆく為の努力を欠かす事なく、仕事に取り組んでまいります。
創業/元禄五年(1692年)
住所/〒295-0003
建築業許可/千葉県知事(般-19)第12033578号
事務所登録/千葉県知事登録 第2-0711-6471号
住宅性能保証/業者登録番号 第10034214号
千葉県南房総市千倉町白子1672番地
TEL/0470(44)1658
FAX/0470(44)1411
代表取締役/第九代目棟梁・石井正明
従業員数/12名
主要取引銀行/千葉銀行、館山信用金庫
加入団体/千葉県建設業組合、住宅保証機構
URL/https://www.daigoro-kensetu.com/
Mail/info@daigoro-kensetu.com
二級建築士・古民家鑑定インストラクター
石井 良次
二級建築士・伝統耐震診断士・伝統再築士・社寺建築動的伝統耐震診断士・既存住宅状況調査技術者・伝統構法による木造建築物状況調査技術者・応急危険度判定士・住宅省エネルギー施工技術者・アーク溶接溶接特別教育講習終了証取得・ガス溶接技能講習修了証・小型ボイラー取扱業務特別教育修了
石井 崇嗣
二級建築士・伝統再築士・社寺建築動的伝統耐震診断補助士・既存住宅状況調査技術者・応急危険度判定士・住宅省エネルギー施工技術者・アーク溶接溶接特別教育講習終了証取得・ガス溶接技能講習修了証 ・フォークリフト特別教育修了証・小型車両系建設機械
多田 清和
大工棟梁検定2級・アーク溶接溶接特別教育講習終了証取得・ガス溶接技能講習修了証・小型ボイラー取扱業務特別教育修了・玉掛け技能講習修了
(1)家族の幸せを育む設計
(2)心をこめた施工
(3)住む人も参加した設計と施工
の三つの条件が備わった場合に、はじめて実現するものです。 大五郎建設とお客様とが心を合わせ、知恵を出し合ってこそ、お客様にご満足いただける住まいができあがります。 そのため、当社では設計にとりかかる前に、お客様のご要望を詳しくお聞きしまして、プランニングを重ね、お客様のご要望をできる限り生かせるようにしたいと考えております。
歴史
当社は元禄五年(1692年創業)、300年以上の歴史があります。
初代棟梁/和泉屋(佐兵エ)
※確認されている限りの情報として
口伝によれば信濃(長野県)を経由して江戸、後に安房(千葉県)へ移ったと言い伝わっている
二代目棟梁/幸右エ門
三代目棟梁/石井稲吉
四代目棟梁/石井庄兵エ
日光東照宮・五重塔再建(文政元年(1818年)酒井忠進公により再建)に関わったとされる時代の棟梁。資料と照らし合わせればこの頃には東京神田小川町で仕事をしていたと推測される
五代目棟梁/石井五良七
(天保七年(1836年)四月四日生) 明治三十四年(1901年)隠居
長男/石井鍋次郎
(明治十一年(1878年)九月四日生) ※明治二十四年(1891年)早逝の為六代目は芳松へ
六代目棟梁/石井芳松
(明治二年(1869年)六月十九日生) ※養嗣子 鍋次郎早逝により六代目襲名
七代目棟梁/石井松太郎
(明治二十七年(1894年)二月十五日生)東京神田小川町・石井工務店
八代目棟梁/石井正年
(大正十年(1921年)十一月十六日生) 戦中の都市疎開要綱により強制疎開、東京の建物を撤去され、地元へ戻る
九代目棟梁/石井正明
(昭和二十五年(1950年)九月四日生) 昭和六十年(1985年)、大五郎建設有限会社設立
古い建物の数
知ってますか?日本にはたくさんの古い建物が存在し、年々空き家が増えて問題になっています。
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空き家の数
※総務省 平成25年住宅・土地統計調査0
古民家の数
※総務省 平成25年住宅・土地統計調査(推定)0
神社仏閣の数
※文化庁 宗教統計調査2018年SDGsへの取り組み
古民家や古材の再利用でSDGs(持続可能な開発目標)の目標解決を目指します。
目標7
手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
クリーン燃料とクリーン技術へのアクセスを拡大するとともに、建物や輸送、産業における最終用途への再生可能エネルギーの統合をさらに前進させる必要があります。
目標9
レジリエント(強靭)なインフラを整備し、持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る
製造業の生産で大きな割合を占めるハイテク製品への投資を拡大し、効率を高める必要があります。
目標11
都市を包摂的、安全、レジリエント
(強靭)かつ持続可能にする
都市が基本的サービスやエネルギー、住宅、交通機関その他へのアクセスを確保し、すべての人に機会を提供できる未来をつくる必要があります。
目標12
持続可能な消費と生産のパターンを確保する
生産者から最終消費者まで、あらゆる人を巻き込みながら、サプライチェーンの運用を大いに重視する必要もあります。
目標13
気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
再生可能エネルギーを利用したり、排出量を削減し、適応への取り組みに資するその他幅広い措置を採用したりする人々が増えています。
目標15
森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る
私たちは森林を保護することにより、天然資源の管理を強化し、土地生産性を高めることもできます。
環境への様々な取り組み
カーボンニュートラル、カーボンクレジット、資源節約の為の様々な取り組み
カーボンニュートラルとは?
カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを意味しており、気候変動が世界的に大きな課題となる中で、日本でも2050年カーボンニュートラルを目標に掲げ、様々な取り組みが進められています。
※じゃぱとら 2023年5月号より転載
樹木はその成長過程で光合成によって大気中の二酸化炭素を吸収し、伐採後も燃やさない限りは放出されず、炭素として内部に蓄積したまま固定されます。つまり、身の回りに木製品が増えるほど、大気中の二酸化炭素は減ることになるのです。
古民家は木材が主要な建築材料であり、古材の再利用は大気中の二酸化炭素を減らすことに繋がります。さらに木材の再利用により、新たに建てる建物に比べて、資源の節約に繋がります。
カーボンクレジットとは?
カーボンクレジットは、CO2などの温室効果ガスの削減効果を排出権(クレジット)として発行し、企業間取引で相殺(カーボン・オフセット)できるようにする仕組みです。
※じゃぱとら 2023年5月号より転載
古民家の再利用は、CO2の排出量を削減するための取り組みとして評価されており、カーボンクレジットを得ることができます。得られたカーボンクレジットは、企業や国などの温室効果ガス排出量の上限が設定された制度において、排出量削減量の一部として認められることがあります。
伝統軸組工法 二重通気工法
伝統軸組工法とは、建築構造の木構造のひとつです。日本で古くから発達してきた「伝統工法」をさらに発展させた工法です。従来の工法(木造枠組壁工法)はフレーム状に組まれた木材に合板等を打ちつけた壁や床で支える構造であるのに対し、 伝統軸組工法は柱や梁などの「軸組」で支えるのが特徴です。
二重通気工法とは外断熱材の外側と内側に通気層を持ち、それぞれが独立して外壁内部の空気を流す、工夫された工法です。外側の通気層は、結露による湿気を放散し、空気の流れが日射による熱気も篭らせません。
遮熱シート・アプリ「A.P.R.I」
遮熱シート「アプリ」は、当初NASA(米航空宇宙局)の宇宙開発技術から生まれたもので、宇宙船や宇宙服の反射絶縁材料として開発されたものを、建築用遮熱材料として改良を重ねた商品です。宇宙空間では、より反射率の高い金箔(反射率98%)が主に使用されています。 両面のアルミ箔同士の接触による熱の流入や結露が避けられ、外部と内部の熱の混在を防止出来ることで、遮熱シートとしての性能を充分に発揮出来ます。 屋外の熱は、屋外に反射し建物内への熱の影響を軽減し、室内側の熱も室内側に反射する事で、保温性が高まり、室内環境を快適にします。
遮熱シート・アプリエアー断震システム
三誠エアー断震システムは、空気の力で家を空中に浮かせて地震の揺れから避難させる最新の地震対策装置です。地震の時に家が浮いていれば『地面の揺れを感じる事は無いだろう』という発想から生まれました。地震の揺れを感知すると瞬時にセンサーが感知して、エアータンクから空気を送り込み、家を宙に浮かせ揺れを建物に伝えづらくする装置です。 震度7の揺れを約1/30に軽減することができます。地面と接していない浮いた家なら揺れません。揺れがほとんどなく、家の倒壊はもちろん、家具の横倒しなどによる被害も未然に防ぎ、最愛のご家族を守ることができます。
三誠エアー断震システム古民家総合調査
古民家とは一般的に古民家とは建築後50年経過した建物とされていますが、一般社団法人全国古民家再生協会での「古民家」の定義は、昭和25年の建築基準法の制定時に既に建てられていた 「伝統的建造物の住宅」すなわち伝統構法としています。
古民家調査は「古民家3点安心パック」と呼ばれている、伝統耐震診断・古民家鑑定・床下調査の3つのセットをお勧めしています。古民家を持たれている方のお悩みを解決するためにはまず古民家のコンディションを正しく知る必要があります。
古民家鑑定を行うと、古民家の価値・コンディションなどの鑑定結果が記された「古民家鑑定書」が発行されます。
お問い合わせ
古民家に関する様々なご相談を受け付けております。
お問い合わせ先
大五郎建設有限会社
〒295-0003
千葉県南房総市
千倉町白子1672番地
大五郎建設有限会社
〒295-0003 千葉県南房総市千倉町白子1672番地
創業/元禄五年(1692年) 屋号:白子五郎右衛門